先週に続き、再び粕汁を作ります。
板粕です。
取り出すと、お酒のしっかりどっしりした香りが漂います。
蒟蒻も群馬の手作りこんにゃくを買ってきました。
近くの産直マルシェでは、これが140円で売ってます。
表面のざらつき感がいいですね。いやな臭みもないです。
手でちぎる時にも、大量生産の蒟蒻との違いを感じます。
嫌な臭みがないのがいい。手触りも独特で気持ち良いし、見ていてきれい。
さて、作っていきましょう。
ごま油を熱し、具材を軽く炒め合わせます。
大根や人参は厚めにカット(6mm位?)しておけば、毎日火を通しても煮崩れにくいです。
その後、お出汁を入れて、グツグツ。
アクを取りながら、途中、お酒を少々入れて(大2前後)、具に火が通るまで煮ます。
煮ているのを待つ間、隣で酒粕の準備。
板粕を手で細かくちぎり、煮汁を少しづつ加えながら、練って溶かしていきます。
溶けたところをお鍋に戻し入れ、また煮汁で溶かしては入れ・・・。
最後、薄口醤油を大1~2位いれて、出来あがり。
・・・これ、美味しい!
酒粕の風味がしっかりどっしりしてます。
先日の越乃寒梅はすっきりフルーティな仕上がりでしたが
また少し違った美味しさ!
・・・
本日も旬の大根たっぷりの粕汁になりました。
大根は、消化を助け、胃酸過多、胃もたれなどにも効果があるんですって。
飲んだり食べたりが多いこの季節にぴったりですね。
これ、大根に多く含まれている「ジアスターゼ(でんぷん分解酵素)」の力。
ジアスターゼは、でんぷんと混ざると分解が始まって、
糖に変わり、甘味となるそうです。
昔から、つきたてのお餅を大根に絡めて食べたり、
身体を良くしてくれ、合わせる食材でさらなる美味しさ旨味もアップする。
食材も人の知恵もすごいなぁと思います。
ジアスターゼは、でんぷんと混ざると分解が始まって、
糖に変わり、甘味となるそうです。
昔から、つきたてのお餅を大根に絡めて食べたり、
台湾の「大根餅」とかありますが、全て理にかなってるのですね。
身体を良くしてくれ、合わせる食材でさらなる美味しさ旨味もアップする。
食材も人の知恵もすごいなぁと思います。