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2013年12月20日金曜日

冬に粕汁 栄養たっぷり身体ポカポカ

寒いこの季節、粕汁が食べたくなります。
とある日の晩ご飯。大根をオイスターソースで炊いたんとの相性もなかなかです。
冷え込みの強い冬、京都の実家ではしょっちゅう粕汁が登場してました。
小さい頃の私は酒粕特有のあの風味がどうも苦手でした。
「豚汁がええねん〜、豚汁にしてぇ」と毎回言う私に、
「酒粕には酒粕の栄養があるんえ。何でも美味し食べなあかんわ、ほら食べとおみ、身体ポカポカするんえ〜」
といつもの母のセリフ。

そんなやり取りも懐かしく、気づけば「美味しいわ、粕汁温もるわぁ」なんて自分になってました。
やっぱり、この季節は粕汁ですね。

そんなことで、今シーズン初の粕汁を作ろうと酒粕を買いに行ったところ、「越乃寒梅」の酒粕を発見。
ん?これで粕汁作ったらどんな味やろ、違うんやろか。興味深々で購入。

見慣れた板粕とは違いほぐれてます。
さて、早速粕汁を作りましょう。


難しいこと全くありません。
お味噌汁のお味噌の代わりに酒粕入れる・・程度に考え、気軽に作りましょ。

【作り方】
1)豚コマ肉、大根、ニンジン、お揚げ、蒟蒻等、適当にカット。
※量は適当。
 2)ごま油を熱したところに、豚肉を入れ軽く炒めつつ、他の野菜も投入して大きく混ぜ合わせます。
 3)お出汁を入れて煮立てば火を弱めアクをすくいつつ、柔らかくなるまで煮ます。
前半途中、お酒(全体量によるけど写真の量に対し大2〜3)入れて煮ます。
4)ボウル等に酒粕を入れ、お鍋の煮汁をお玉で少し入れては溶かし、少し入れては溶かし、、をします。
5)  4)をお鍋に戻し入れ、薄口醤油少々とお塩少しで味を調え、出来あがり。
たっぷり作って2~3日は楽しめます。日々味が進化します。
翌日、固くなっていればお湯を少しいれ柔らかく温めながら。。
セリがあればみじん切りしてのせます。なくても問題なし!
具沢山の粕汁は、それだけでおかず代わり。朝食べると一日元気に過ごせそう!

さて、今回の「越乃寒梅」の酒粕ですが、風味がとても上品な気がします。
普段使う「板粕」と少し違います。
フルーティ?なすっきりした風味。

これ面白い!色んな酒粕で粕汁作ったら、冬の間、毎回の粕汁の違い楽しめる!なんかワクワクしてきます。
今冬はいろんな酒粕楽しみます!

ごちそうさまでした。ポカポカ。。