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2013年10月31日木曜日

菊の酢の物、「もってのほか」って言うのね 【旬】

今が旬の食用菊を頂いたので、お酢の物を作りました。
延命長寿の花と言われる菊。9月9日の重陽の節句には菊花酒を飲んだり、
菊に着せ綿をして香りを移して若返りを求めたり・・。
実際に、解毒作用があることがわかってるそうです。
だからお刺身にも添えてあるのね~。理にかなってる、素晴らしい智恵。

さて、これが届いた菊。大皿に山盛り。
食用菊って「もってのほか」とも言われてるそう。
「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、

「もってのほか美味しい」からとかだそうで。。

虫も一緒についてきたね。いらっしゃいませ。
東北では日常的に良く食べはると聞きました。山形とか・・
毒消し効果や目の疲労にも良いとかで。これはしっかり食べねば・・。

甘酢を用意したら、あとは茹でて冷ましたのを混ぜるだけ。
2~3日持つから、ガラスタッパーで多めに作っても平気!

【作り方イメージ】
★水はったボウルに花をつけておけば、虫やごみも取れます。
★甘酢を作っておきます。これはごく普通の甘酢、マリネ酢とかでOK。
 私は、陶器の丼に材料混ぜて、レンジでチンしてます。

1)花びらを取る。むしり取るイメージ・・(少し罪悪感)
2)沸騰したお湯に、お酢を入れ、花びらを入れて2分位混ぜながらゆがく。
 ※お酢を入れないと変色してしまうそうです。
3)ざるにあげてサッと水を通してから、少し冷ます。
  ※この状態で、ポン酢かけたり、何かに添えて食べても美味しいらしい。
4)甘酢に漬ける。
5)出来あがり~。

私、今まで面倒で、初めて作ってみたのですが、
想像を超えてかなり簡単でした。
「難しそう~」って思ってただけみたいです。

面倒くさがりの私にもできるんだから皆にも出来るよ、、って気持ちもあって
たまにレシピとか作り方載せてます。ぜひどうぞ。

お酒に合うし、普通のお酢の物としてもOKだし。
旬を楽しむってなんだか贅沢。うれしくなってしまいます。